【夢の大転身】研究者から客室乗務員へ

最高の人生は自分シフトから始まる。

ライフコーチの深津美穂です。



「私の人生本当にこのままでいいのだろうか？」という

漠然とした不安を抱えるあなたへ



【最高に自分らしい生き方】を実現する方法をお伝えします。

今日のテーマは、

やりたいことやってる？

抑圧された社会人【夢の大転身】研究者から客室乗務員へ

 

あなたは今、

やりたいことをしていますか？

やりたいことだけをしていますか？

 

そもそも、

やりたいこと、見つけていますか？

 

もしも、やりたいことが分からないまま日々を過ごし、

ちょっとモヤモヤしている方がいたら、この先を読み進めてください。

 

 

このブログを読むと、

 

・モヤモヤが晴れるきっかけ

・どう行動したらいいか？

 

が分かります。

 

 

 

今から10年以上前のお話しです。

 

当時の私は、「フラワーセラピー」という、お花を使った芸術療法を行う心理カウンセラーでした。

 

そこに通ってくれていた、女性クライアントのお話しです。

 

理系の大学を卒業され、地元の製薬会社で研究員をされていた20代の女性。

知的さとかわいらしさを兼ねそなえる素敵な女性でした。

 

主な訴えは、「なんとなくモヤモヤしているんです」

漠然とした思いですね。

 

こうした漠然とした思いを抱えられている方って、とても多いんですよ。

 

国立大学を卒業され、有名な会社の研究員。

美人で頭もよくて、いいところへ就職された、いわゆる「勝ち組」です。

 

ですが、ご本人はモヤモヤです。

 

漠然としたモヤモヤの正体は、ご本人でも分かりません。

 

モヤモヤは潜在意識の中にあり、言語化できないのが特徴だからです。

 

当時、行っていたフラワーセラピーは、見えない潜在意識をお花と言う見えるものに変換し、

その花姿を見た私が心の内を言語化するという手法のものです。

 

 

セッションの内容をざっくり説明しますと、こんな事が潜在意識から浮上しました。

 

・男女雇用機会均等法のもと、男女の雇用形態は平等なはずなのに、

　明らかな男尊女卑があり、自分より出来ない年下男性の方が優遇され出世している事への不満

・何年も希望していた部署へ、後輩の女性があっさり異動になったことへの不満

・出来る自信があるのに、重要な仕事を任せてもらえない事への不満。

 

 

これらは全て、潜在意識の中にあり、顕在意識が抑圧していたので、

ご本人は気が付いていませんでした。

 

・一流大学出で勤務条件もよいのだから不満など言ってはダメ。

・後輩に嫉妬してはダメ。

・優しく丁寧に指導すべき。

・ガツガツ意見を言ってはいけない。

 

など、感情を抑えたり、ベキベキを通し、しかも完璧主義で、毎日がぱっつんぱっつんでした。

 

これらの感情は抑圧してあるので、ご本人は全く気が付いていない。

抑圧下で顕在化されていない状態でした。

 

ご自身の事が何もわからない状態です。

 

「お好きなお花を選んでください」とお伝えしても、「好きな花が分かりません」と泣きだされました。

 

 

好きな事していいよって言われても、何がしたいのか分からないって辛いですよね。

セッションをしながら、じっくり、ゆっくりお話しを聞いて、

お花という非言語を読み取って、上に書いた不満に気づいていただきました。

 

 

衝撃だったようです。

 

 

自分に嫉妬、妬み、ひがみの気持ちがあったこと。

認めるのは大変だったと思います。

 

ですが、私とともに数週間かけて、じっくりと自分と向き合い心を整理していきました。

潜在意識の中にあるので、なかなか自分ひとりでは気が付かないものなんですね。

 

何回目かのセッションの時の、「本当は何をしたいか？」の問いかけに、

 

「水族館の飼育員とかかな？お世話が好きなんです。海も好き。乗り物が好きだから船の乗務員もいいかも」

 

など、何がしたいか分からないから、したいことが数点（ほんの点ですけど）見つけていきました。

 

 

しばらくして、転勤の話が来たそうです。

地方勤務より、本社勤務がいい！転勤を受け、それを機にカウンセリングから卒業。

 

その後、しばらくしてお手紙をいただきました。

お手紙には、航空会社の客室乗務員に転職した事が書かれていました。

 

一瞬、驚きましたけど、振りかえると驚くことではありません。

セッションの中にその兆候がちゃんとありましたもの。

 

・男性社会にうんざりしている

・女性でも責任ある仕事がしたい

・お世話が好き

・乗り物好き

 

海が空に変わりましたが、客室乗務員という言葉も出ていました。

 

答えはちゃんと自分の中にある、、、って事なんです。

 

彼女は、大学受験も偏差値で決め、学部も理系の方がなにかといいんじゃない？という理由。

就職も大学の知識を活かせるから。

やりたいこと、好きな事、情熱があることで選んでいない。

 

選択の基準が常に、他人軸なのです。

 

こうした選択の仕方は、これはこれで悪い選択ではないですが、自分の気持ちが見えません。

自分軸ではないんです。

だから多くの方は、数年後に漠然としたモヤモヤと言う形で表出してきます。

 

世の中の

「やりたいことが分からない」

「自分の強みが分からない」

とモヤモヤしている人にお伝えしたい。

 

答えは自分の中にあるんですよ。

 

だけど、それを引き出すきっかけを見つけ出せないだけ。

 

実は、きっかけは、あちこちにあるはずです。

ちょっとでも興味を持ったことを貪欲にやってみる事です。

 

この女性クライアントも、

新聞記事で私のワークショップの事を知り、

花にちょっと興味があったから行ってみた。

こんな程度でした。

そんな程度の気持ちでワークショップに参加したことで、

抑圧していた自分の心を知り、解放したことで、本来の自分が求めていたものが見つかり、

挑戦してみた結果、手に入った、と言う事です。

 

きっかけはあなたの周りにたくさんあるはず。

 

それを、時間がない、めんどくさい、お金がない、などの理由でスルーしていませんか？

 

ちょっとでも気になるという好奇心のアンテナが立っているのを感じたら、

人生が大きく変わるチャンスかもしれません。

 

 

今日は、実話！抑圧された女性研究員が自分の本当の気持ちに気づいたら、

びっくりな転職をしていたと言うお話しでした。

 

追伸

最後にお手紙をもらったのは数年前。

国内線から国際線に異動になりワクワクしています。とのことでした。

コロナ禍になり、航空業界も様変わり。

飛べない日々が続いていたと思いますが、

自分の心と対話する術を身に付けた彼女は、どんな場合になっても、

自分で決断して行動し最高の人生を謳歌しているのだろうなと全く心配しておりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

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